2003.7.30(水)
成田→パリ(Paris)

2003年7月30日、いよいよモンブラン(Mont Blanc)への旅が始まる。

メンバーは「準備」の「メンバー」で紹介したようにケイトいたっちであるが、シャモニまで、とても強力なメンバーが加わることになった。英・仏と語学堪能である自分の友人のマー坊(♀)がなんとシャモニ(Chamonix)まで同行してくれるというのである。海外2回目のいたっち、そして初めてのケイトが一緒なので、海外居住経験のあるマー坊が一緒だととても心強い。

マー坊は、山の人でなく普通の人。でも、ハイキングに興味があるらしく、一度一緒に高尾山に行ったことがある(トレーニング山行一覧参照)。ショッピング好きなマー坊は、山の本拠地シャモニでは登山靴、ザックなどを購入するという。シャモニで購入するところに意義があるらしい。

さて、この出発日は、家から最寄りの駅までの間が核心だった。なぜなら、60Lザックを背中に、40Lザックを前に担いでいるのだから。60Lザックは20kg弱、40Lザックは8kgぐらい。21世紀山ヤな自分にとっては30kgなんてもちろん担いだこともなく、死ぬほど荷物が重く感じられた。途中で腰が痛くなり、たった10分の距離なのに何度も休む。カートを持って来ればよかったと思うが、後悔先にたたず。次回の海外遠征では絶対にカートを持って行こうと誓う。

なんとか電車に乗ることができ、日暮里でケイトと合流。スカイライナーでなく、普通の電車に乗る。イブニングスカイライナーだと1400円だが、普通のだと1000円で400円おトクだからだ。成田では、いたっちとマー坊と合流。1人20kg近いザックを預け身軽になり(マー坊だけ10kg)、搭乗。テロ対策のため、昔よりもはるかに厳しいセキュリティチェック。

飛行機に乗ると、思いのほかガラガラ。週半ばの便だからだろうか。私とケイトの隣の席はあいているし、前に座っているいたっちの列もあいている。マー坊の隣の席もあいているようだ。そういうわけで、機内ではゆったり過ごせた。

機体が安定すると、お待ちかねの機内食タイム。酒がタダだというので、酒が飲めないマー坊をのぞく山ヤ3人はそわそわ。アペリティフではシャンパンを頼み、食事には更にワインを。極楽、極楽。


ケイトと2人、それぞれ頼んだシャンパン

今回、好き嫌いが多いケイトには、特別にヴェジタリアンミールを頼んでおいた。もちろんネット予約の際にできる。普通の食事とたいして変わらないという噂もあるが、普通のよりもちょっと早めに持って来てくれるのがいい。ただ、ドリンクは普通の食事と同じときに配られるので、ドリンクなしで飯を食わねばならないということになってしまうのだが…

ヴェジタリアンな夕食。魚中心。
普通の肉料理。
ヴェジタリアンな朝食。オムレツの付けあわせがマッシュルーム。
普通の朝食。オムレツの付けあわせがフライドポテト。あまりヴェジタリアンな意味がない?!

食事が終わるとすぐ寝の体勢に入る。エアー枕を首にはめて首を安定させる。これだけでもかなり快眠できるのだが、この便には、高速バスのように足乗せがついていた。おかげで足がむくむことなく快適に過ごせた。最近の飛行機は皆このような仕様になっていると言うが、帰りの便はこの足乗せがついてなかった…


足乗せ

エアー枕、足乗せのおかげでラクラク状態。次に目が覚めるのは、ヨーロッパ上空だろうか…

忘れたもの:

カメラのフィルム7本、日焼け止め

体調:

6月半ばにひいた風邪の後遺症の咳がまたぶりかえしている

 
このページのご感想・ご質問などはこちらのコメントからどうぞ。

inserted by FC2 system