頂上に到着した。 感動はとくになかった。頂上に何もないせいか。それとも高度障害のせいか。山頂はここが頂上だという印もなく、ただ先行していた何パーティかが集まって登頂を喜び合っているだけだった。 ザックを下ろし、少し休憩。写真を撮る。集合写真はケイトが興味ないと言うので撮らなかった。いたっちと2人、それぞれの写真を撮る。 ケイトといたっち そして自分 朝日を浴びる山頂の自分。バックには他の登山者 　 いたっち1人のショット 自分、1人のショット モンブラン山頂から360度のパノラマ： とくに感動はないと言えど、ふと「ああ、ここがヨーロッパアルプスで一番高いところなんだ…」と思う。たしかに、周りには自分が立っているところより高いところはない。 どっちがイタリアでどっちがフランスかなんてボーッとした頭ではイマイチわからない。地図を出して見る気にもならなかった。 ケイトは頭痛、いたっちは吐き気、自分は眠気(高度障害ではないかもしれないが)と、3人それぞれ違う症状の高度障害が出ていたので、頂上はちょっとだけ滞在したのみ。早々に下山を開始する。
8/7 その(2) モンブラン山頂
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