2003.8.12(火) 晴れ その(1)
メール・ド・グラス観光およびインドア・クライミング・ジム偵察。

二日酔いで一日が丸つぶれになったので、反省したケイトは昨夜は飲まなかった(自分はちょっぴり飲んだ)。 そして今日はまじめに観光をすることに。朝一番でメール・ド・グラス(Mer de Glace)に行き、午後はクライミング・ジムに行ってみることにする。

メール・ド・グラスへは、シャモニ(Chamonix)の駅の裏側にあるモンタンヴェール(Montenvers)の登山電車の駅から行く。朝早いモンタンヴェール駅に行くと、すいているといっても人が登山電車の駅に並んでいる状態。軽装の山屋がたくさんいる。こっちの人はピッケルにピッケルバンドをつけないようだ。あと、持ち歩く際にピッケルカバーをしない。でも、ピッケルの石突きのところにフランスパンをかぶせている人がいておかしかった。ワインのコルクをかぶせている人もいた。フランスだな〜。

電車の中ではちゃんと座れた。進行方向左側に載ると景色を満喫できる。電車が発車し、景色が流れ始めると、一瞬妙なものが目に入った。古い馬車の上にでかいぬいぐるみ達が座っている。馬車だけでなく、テーブルや椅子や樽の上にもぬいぐるみがディスプレイされている。帰りに通ったとき、ぬいぐるみは別の配置になっていた。


樽や馬車の上にディスプレイされたぬいぐるみ達。進行方向左に座ると見られる。
たぶん一番右がスヌーピー?

モンタンヴェールに着くと恐ろしく寒い。標高が上がったからなのと、まだ日が完全に上がっていないから。それにしても標高が上がると気温が下がるという山屋の基本をすっかり忘れて薄着(半袖)で来てしまった我々!!! しかもメール・ド・グラスという氷河の中に潜るというのに!!!

しかし、あいにく、というか幸運なことに、早く来すぎたのでメール・ド・グラスはまだ観光できなかった。しょうがないのでそこらへんを歩いて体を温めることに。ケイトはそこらへんの岩に取り付いてボルダリングを始める。しかしイマイチ温まらないようだ。

ケイト、ボルダリング中
それでも寒いのでこんなところにも入ってみたりする
こんな立派なホテルがあるというのにあいていないし…

この後はうまい具合に、野生動物の博物館を見つけてその中に入り込む。ここだけはなぜか早くやっているようだ。ここでしばらく暖をとった後、時間になったのでメール・ド・グラスへ。
メール・ド・グラス。氷の海という意味だが、氷の河といったかんじ。
その下に開けられたトンネル。
中はほとんど冷蔵庫。

氷のトンネルを出るとすっかり日があがっている。さっきの寒さが嘘のようだ。

ドリュ(Dru)だったかヴェルト(Verte)だったか…
これもなんだったか…


また登山電車に乗ってシャモニに戻る

   
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