2003.8.13(水) 晴れ一時雨 その(2)
本日のメインイベント・パラグライダーの後は、シャモニ最後の晩餐。

放心したケイトと共にホテルに帰り、昼食をとる。今日の献立は、スーパーで買ったクスクスのサラダ、ハム、野菜のサラダ、そしてパン。

クスクスは、アフリカ料理であるが、フランスでは一般的な食べ物。フランスは過去に北アフリカを植民地としていたので、そこから伝わって来たのだろう。クスクスとは、つぶつぶの穀類である。スープをかけて食べるのが普通だが、スープをかけずに下の写真のようにサラダとして食べるのも一般的である。マグレブ系の人は、クスクスにレーズンを入れて、そのままパンと一緒に食べたりする。自分はオートミールのように牛乳をかけて食べるのが好きだった。

じつはクスクスは大好物なのだ。フランスに来ると必ず食べるものの1つ。とくに羊肉のクスクスが大好き。クスクスは、スープをひたひたにかけて食べるとおいしい。クスクスがスープを吸ってしまうと、またスープをひたひたにかける。というかんじで食べて行くのがお気に入り。あいにくシャモニには北アフリカ料理屋がなかったので食べられなかった。

本日の昼食。クスクス、ハム、サラダ
これがクスクスのサラダ

昼ごはんを食べた後はまたシエスタ。その後は、スネル・スポーツの近くにあるというインターネット・カフェを求めて外出する。

インターネット・カフェはスネル・スポーツの通りにある。事前情報によると、このネット・カフェには日本語のキーボードがあるという話。果たして本当にあるのだろうか。

日本語キーボードが置いてあるというネット・カフェ

入ってフランス語で「インターネットやりたい」と言うと、英語で「日本人?」と聞かれた。「そうだ」と言うと、日本語キーボードをセットしてくれた。やはり日本語キーボードがあるという情報は本当だった。フランスに来てからは慣れない英語やフランス語仕様のキーボードを打っていたので、久しぶりの日本語キーボードの感触が嬉しい。

ネットをしばらくやって、ホテルに戻る。洗濯をしたりした後、また街へ出かける。午前中にケイトのパラグライダーの証明書ができるので、それを取りに行かなければならないのだ。店はエギーユ・デュ・ミディ(Aiguille du Midi)のロープウェイ駅前のみやげもの屋。2人で揃って出かけるが、突然雨が降って来たので自分だけホテルに戻り、ベランダに干しておいた洗濯物を取り込む。

ケイトと待ち合わせた郵便局の前に行くがまだ来ていない。すごい降りになってきた。運悪く雨にあたってしまったのは、この日1日のみだった。グーテ小屋では雹が降ったが、雨は降らなかった。しかし、きっと下界では雨だったのだろう。

ケイトと合流し、シャモニ最後の夜を飾るべく、どこかいいレストランがないかと探す。ケイトは郷土料理に興味がないので、中華か、前に見つけておいたインド料理屋が候補にあがる。結局インド料理を食べに行くことになった。

インド料理屋もスネルの通りにある。この通りは街の中心なのだろう。スーパーから郵便局までなんでもある。

インド料理屋では、エビのカレーと野菜のカレーを頼む。エビのカレーがものすごく美味かった。

その名もアンナプルナ
最後の晩餐

明日はパリ(Paris)に向けて出発。何日間も滞在したシャモニ(Chamonix)を離れるのはちょっと寂しい気もするが、近い将来また来れるだろう。

   
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